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交通事故でむちうちのケガの痛みがひどい場合
一家に一台以上の車を所有していることが珍しくない日本人にとっては、交通事故は決して対岸の火事ではありません。いくら自分が注意して運転をしていたとしても、貰い事故など巻き込まれることもあり得るのです。
大きな交通事故に遭遇した時に幸いにも骨折や大きな怪我はなかった、レントゲンの結果も異状がなくて安心したと幸運なこともあるでしょう。しかしながら、検査結果に異常がなかったとしても侮ってはいけません。むちうちは交通事故で起こり易い症状の一つですが、事故直後にはそのことが見過ごされてしまう場合も少なくないのです。むちうちの症状はどのようなものでしょうか。またむちうちになった場合には整形外科と接骨院での治療にどのような違いがあるのでしょうか。
むちうちは、交通事故やスポーツの時に激しく激突するなど、首に不自然な力が加ることによって首が鞭を打ったような状態になる為そう呼ばれています。よく聞かれる頸椎捻挫もこれにあたります。むちうちはレントゲンやMRIの検査を行っても異状を発見できないことも多いのです。そのため整形外科などでは異常なしと判断されて、痛みがあっても痛み止めの処方をするなど対処法での処置が施されることも少なくありません。しかし実際には検査での異常が出ないだけで組織を損傷していることには変わりません。時間の経過とともに症状が酷くなってきたり、身体の異常を自覚しても、その原因がむちうちと気付かない場合もあるため注意が必要です。
むちうちの症状としては、頭が痛い、手がしびれるなどもあれば、吐き気やめまい、耳鳴りが起きる、倦怠感が取れない、無気力になっている、不眠症などさまざまです。この様な症状が続けば日常生活にも重大な支障をきたします。接骨院では、炎症を取り除く施術やその後も痛んだ筋肉などを回復する為の根本的な治療を行ってくれます。あまり痛みが良くならない場合は接骨院を受診するなどして、適切な治療を出来るだけ早く行った方がいいでしょう。その場合には信頼できる接骨院を探すことが重要です。
→ 交通事故で怪我をした場合の治療について